交通事故は弁護士に相談

交通事故で弁護士に頼んで良かった経済全損

 今から2年程前のことです。主人が、子供を送迎している途中に後ろから追突され、交通事故にあったのです。幸いなことに大きな事故にはならなかったのですが、車は大破して乗れなくなってしまいました。ここで厄介なことが発生したのです。私達は車両保険に入っていませんでした。車は新車登録から5年以上過ぎたと言うこともあったのですが、車両保険に入っていなかったことが、後々さらに面倒な事態へと発展したのです。と、言うのも今回の交通事故は、主人が停車中に後ろから追突されたので、私達の過失がゼロでした。よって、交渉は私達と保険会社が直でやることとなったのです。

 

 少しでも私達に過失があれば、間に加入している保険会社が入るのですが、ゼロの場合は、自分たちでしなければなりません。さらに困ったことに、今回は損害額が車の価値を上回る経済全損と言う扱いになりました。こうなると、車の現在の価値以上の保障は受けられないのです。そこで、友人に相談すると弁護士に頼むと良いと教えてくれました。実は、友人交通事故によりムチ打ちが元で長い間通院を余儀なくされ、相手と係争状態となり弁護士に依頼した過去があったのです。

 

友人は、弁護士に依頼したことで、慰謝料等しっかり保障を受けることができ、頼んで良かったと言っており、私達もお願いすることとなったのです。加入していた保険会社の弁護士特約を使って先生を紹介してもらいまいた。車両保険に入っていれば、自分の保険を使って車を直すことが可能でしたが、私達は入っていなかったので、この手は使えませんでした。そこで、提案されたのが車を購入した時にかかった経費を請求すると言う方法でした。

 車を購入する時は、リサイクル料等、本体とは別に料金がかかります。計算するとこう言った費用が8万円程することがわかり、弁護士が相手の保険会社に請求してくれたのです。よって、約8万円保障額がアップしたのです。全体の損害を考えれば8万円はわずかな金額かもしれません。しかし、この時の私達にとって8万円は、本当に嬉しくありがたい存在でした。プロに頼んで良かったと心から思いました。また、素人はこう言った経費を請求できることは分かりません。知っているのと、知らないのでは本当に違うんだなと実感すると同時に、弁護士特約を頼んで良かったと思いました。交通事故は自分が気をつけていても遭遇してしまう可能性がありますが、気をつけて今後も運転していきたいと思っています。

もしも高速道路のトンネルで火災があった場合

 気持ちよく高速道路を走行している時に、トンネルで火災があったら誰でも慌ててしまいます。

 しかし、高速道路では車はスピードを出して走行しているので、火災などがあった場合は慌てずに落ち着いて運転をしなければなりません。

トンネル内で火災事故が起こった事をトンネルの前で知った時は、トンネル内には進入しないで入口の手前で車を停車させます。規模の大きいトンネルの入り口にはトンネルの入り口用の信号機があり、火災が発生していて進入禁止の時は赤信号になっているので進入してはいけません。

また、入口表示には進入禁止火災の様に表示されます。次にトンネル内を走行中に火災が発生した時は、まず、危険の無い様に気を付けながら車を左右に寄せて停止し、煙の巻かれない様に注意しながら非常口がどちらの方向なのかを確認します。

 車から離れなければいけない時は、サイドブレーキをしっかり引き、エンジンを止め、カギはそのまま付けておきます。ドアのカギは閉めず、身の回りの安全をしっかり確認して通報ボタンや非常電話で火災の発生を連絡して下さい。

 トンネル内には押しボタン式通報装置が50mおきに非常電話が200mおきに設置されているのでいずれかを使用して通報します。通報すると道路管理センターに繋がり、トンネル入り口情報版に火災進入禁止などが表示され、トンネル内情報板には火災とまれなどが表示されます。また、可能ならば初期消火に協力をします。トンネル内には50m間隔に2本ずつ消火器が設置されているのでそれを使って安全に注意しながら初期消火に努める様にします。

 火災が大きかったり拡大してしまった時は速やかに避難しなければいけません。避難方法は、トンネル内に設置されているスピーカーやラジオから火災の状況や避難の指示などが放送されるので、その指示に従って危険に注意しながら落ち着いて避難をします。トンネルで火災が発生した時は、落ち着いて行動することが必要です。

 夜間走行でロービームは危険です。これはロービームで照らすことのできる距離にその理由があります。ロービームの場合、照らすことのできる距離は約40メートルとされています。つまり、40メートル先のものまでしか良く見えず、その先はまさに闇夜ということになるわけです。さて、では40メートル先に例えば人を発見したとして、ブレーキを踏んでその前に止まれるでしょうか。
もちろん出しているスピードや自分の反射神経にもよるわけですが、例えば時速60kmで走行していた場合、制動距離は40メートルを越えてしまいます。いわんやそれ以上のスピードを出していた場合はなおのことです。もちろん60km以下であったとしても、ブレーキを踏むのが遅れたりすれば40メートル以内は止まれないことも十分にあります。

 ということで、夜間はハイビームが原則なのです。むしろそうしないと違反です。しかし、常にハイビームでよいかというとそんなことはないのはドライバーなら誰でも知っているでしょう。それは対向車です。対向車が来ている場合、ハイビームであれば相手のドライバーにとって眩しく、目をくらませてしまいます。対向車が来たときにはロービームにする必要、つまりハイビームとの切り替えが必要なのです。
もちろん、市街地などでいつも対向車がいるような道路を走っているときは常にロービームで問題ありません。そういう道路は一般にある程度明るいですから、ロービームにしていても40メートル以上先でも十分に見えており、それで問題はないわけです。そうではない道路、街灯も少なく、対向車も常にいるわけではない道路を走るときにはハイビームが基本で、必要な場合にはロービームに切り替えると覚えておきましょう。

 制動距離などを考慮して過失割合を計算することが必要になった場合は、交通事故被害者が弁護士に頼むメリットを読んで、交通事故弁護士が必要かどうか判断して、必要と思われる場合はすぐに相談しましょう。

 日本の車はとても安全性が高く、長持ちすることで有名ですが、電化製品の一種ですので使い続けているうちに劣化するのが普通です。
もしも車に乗っていて異臭が漂ってきたなら、車に異常が発生しているサインの場合があります。必ず点検して車に異常がないか確かめましょう。そのまま放置して運転すると、交通事故に繋がるリスクが増してしまいます。

 異臭の種類として、タイヤが焦げる臭いというのがあります。タイヤはゴムで出来ていますので、ゴムが焦げる臭いとも表現することができますから、必ずしもタイヤの不具合だけとは限らないのがポイントです。

 まずはタイヤに直接触れてみましょう。異常に熱くなっているなら、ブレーキのトラブルが深く関係している可能性が疑われます。パーキングブレーキのままで走行したり、下り坂でブレーキを踏み続けると発生しやすい症状です。パーキングブレーキの状態をチェックしましょう。ブレーキを踏み続けたのなら、しばらく停車して冷やしてあげるようにします。ブレーキに不具合があると重大な交通事故に繋がる危険が高まりますから、整備工場で点検を依頼したいところです。

 特にタイヤには異常がないのにタイヤが焦げる臭いのようなゴムの異臭がするのなら、エンジンの動力を受け渡すベルトに異常が発生している場合があります。ベルトがスリップして発生することの多い異臭です。原因はベルトが緩んでいたり、ベアリングの焼きつきなどです。オーバーヒートしてエンジンが故障する原因にも繋がりやすい症状ですので、直ちに整備工場に持ち込んでください。タイヤが焦げる臭いの他にも、ワインや酢酸、ビニールやガソリンに似た異臭によるトラブルも存在しますので、車の臭いには常に敏感になりましょう。